4月 6, 2017 at 11:48 AM • Posted in 未分類No comments yet

私の人生で大きな買い物と言えば、やはり20代後半の頃、夫にナイショで買った呉服でしょうか。
金額的に大きな買い物といえば、自動車や指輪もありましたが、それは実質夫の援助も有ったので、ここではカウントしません。

夜は地元のスナックで働いているのですが、その行き道に覗いた呉服の展示会で素敵な訪問着と帯に出会ってしまったのです。
丁度、着付け教室も卒業し、自分で着物を着られるようになったばかりで、何かご褒美になる品が欲しかったのです。

けれども、何十万円もする呉服を簡単に夫に買ってくれとは言えず、少しずつ支払いもすれば良いかと思い、意を決して展示会の門をくぐってしまいました。
それまでは、呉服といえば嫁入り道具に持たせてもらった訪問着や袋帯など、自分の趣味とは程遠い母の好みのものしか持っておらず、この買い物は、言わば人生初の自分で買う自分のための着物だったのです。

全く知らない呉服店の展示会は、ハッキリ言って危険でした。
あまり買い方もわからないド素人が、ちょっと良いなと思って手に取った品は、グイグイ推しにあう羽目に。
店員は数名で私を囲み、取っ換え引っ換え着物を着せられ、帯を合わせられ、その度に「良いわ!」と連呼されると、ちょっと脳内がマヒしてきます。
数時を見てゼロの数が多くなっても、あまり驚くことも無く、高価な品を買うという意識が無くなってくるのです。

結局、訪問着と袋帯を購入し、それらのお仕立代も含めると60万円ぐらいの支払額になりました。
冷静に考えると凄いですよね。
20代の私が、僅か小一時間で使っちゃったのですから。

さすがに自分の貯金をはたくのは痛いので、呉服店の推奨する10回までは無金利というローンを組むことにしました。
夜はスナックで働いている水商売のわたしなので、審査に通るか不安でした。

旦那にバレるかも。
そう思いながら、夫に関わる情報も記載してしまいました。
でも、ローン審査の確認のための電話は自宅で私の居る時間帯にしてもらえたのでセーフ。
無事ローンを組むことができました。≪⇒※水商売借入

後日、この買い物とローンのことは夫に正直に話しました。
すると、意外にも「欲しかったんなら、買って良かったんだよ」という返事。
なんだかドキドキしながら買い物した自分が小っちゃく思えました。